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第4回 日本ミニ・パブリックス研究フォーラムのご案内


ミニ・パブリックスに関する理論的、実証的研究は、これまで日本においても様々に取り組まれてきましたが、2016年に静岡県で実施された「外国人労働者の受け入れ」に関するミニ・パブリックス(「日本の将来に関する静岡県民による意見交換会」)では、両分野の研究者が共同した大規模な調査研究が行われました。その成果は田中愛治(編)『熟議の効用 熟慮の効果-政治哲学を実証する』(勁草書房)として2018年3月に刊行されています。今回のフォーラムの第1部では、同研究プロジェクトに参画された日野愛郎教授(早稲田大学)にその成果について、報告いただきます。

また、グローバル化が進展する世界のなかで、排斥主義や扇情的言説が、各国の政治の中で顕在化し、注目されています。しかし、他方、市民と政治の関係をもう一度考えようとする新たな動向も現れ始めています。今年結成されたミニ・パブリックスの世界的ネットワークである“デモクラシーR&D”もその一つです。日本ミニ・パブリックス研究フォーラムは、その創設メンバーとして参加しています。第2部では、その設立趣旨や運営について報告し、また、各国で展開されているいくつかの事例を紹介いたします。

最後に第3部として、これまでの取り組みを踏まえ、世界との連携の中で、私たち日本のフォーラムが取り組むべき課題等について、忌憚のない意見交換をしたいと考えています。 フォーラムはどなたでも自由に参加でき、発言できる場です。多くの方々のご参加を期待しています。

なお、参加ご希望の方は、交流会も含め、事前にご連絡いただければありがたいです。

共同代表 

坂野達郎(東京工業大学)

篠藤明徳(別府大学) 田村哲樹(名古屋大学) 

【詳細】 日時:2018年12月8日(土)13:30〜17:30 場所:東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館3階933号室 内容: 第1部 大規模“ミニ・パブリックス”実験の報告-「外国人労働者受け入れ政策」を テーマとした「日本の将来に関する静岡県民による意見交換会」の知見から- 第2部 デモクラシーR&D設立、運営、活動の報告 第3部 日本ミニ・パブリックス研究フォーラムの今後の活動 *18:00〜20:00 交流会(実費負担) *なお、翌9日(日)10:00〜13:00 フォーラム運営に関する会議を予定していますので、関心のある方はご連絡ください。 【お問い合わせ先】 東京工業大学坂野研究室内

日本ミニ・パブリックス研究フォーラム事務局 e-mail : shibu[at]valdes.titech.ac.jp 

電話 : 03-5734-3820

fax : 03-5734-3617 担当 :渋谷壮紀


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